マラソン合宿(伴走)2010/07/19 19:39

 毎年「海の日」を含んだ三連休に視覚障害者マラソンクラブの合宿があります。今年は17日午後の走りこみ、18日午前の走り込み、午後は大学での体力測定、19日午前は「往年のマラソンランナーのマラソン教室」、メニューは固定されており、走り込みは同峰公園のウレタン走路を使用します。
 遠くは長崎、岩手からの参加者もいて40名位になります。例年この時期に梅雨明けします。早朝練習も含めると多い走者で100キロ以上走ります。
 伴走を必要とする視覚障害者ランナー(BR)が走る場合、1メートルのロープを輪にしBRが左手なら伴走者(GR)は右手で持ちます。BRが安心して走れるようになるにはGRを信頼できることが必要です。BRの感覚は一般に想像以上に鋭いです。私(GR)の不安や迷いが伝わりスピードを落とします。GRにとって、「気持ちよく走れた」、「ロープを意識しなかった」と言われるのがGRにとっては快感です。
 私には、この合宿が終わると、一年間溜まった埃が洗い流されたような感覚になり、生きるエネルギーになったのが実感できます。